山 行 報 告
2011/5/20  中ア・千畳敷     メンバ:大高ゅ、新村   記録:大高ゅ


極楽平を登るバタコ@ 極楽平を登るバタコA 伊那川カール



【コースタイム】

19日:23:30 横浜発〜2:00諏訪湖SA(仮眠)〜6:30発

20日:7:00 菅の台駐車場  7:12路線バス〜ロ−プウェー〜8:15千畳敷ホテル9:20 極楽平ハイクアップ〜伊那川カール滑降〜ハイクアップ〜12:30源頭13:20 極楽平より滑降〜13:30千畳敷ホテル




【記 録】

 節電対策のため路線バス、ロープウェーともに本数が減っている。朝一番のバスに間に合ったので飛び乗る。スキーヤーと登山者と観光客が同じ割合くらいで乗車する。

 天気は快晴。無風で暖かい。雪はというと、昨年の同時期に比べ少なく見える。スキー場になっているあたりは同じくらいだが、伊那前岳からのルートなどはあきらかに少ない。今年は多かったはずなのに溶けてしまったのだろうか? 残念。

 極楽平のハイクアップは、凍り気味の場所が全くなく快適に登る。所要40分。めずらしく途中で写真を撮ったりする。伊那川源頭へと雪がつながっているところまでは、スキーを脱いで夏道を少し登る。目の前に真っ青な空と宝剣が見える。どこもよく見える。

 われわれと同じく伊那川を滑るというお兄さんとは、会話を交わしながら、ほぼ同じタイミングで行動する。お兄さんは滑るのが上手だった。

 伊那川は快適な傾斜で、雪も滑りやすく、バタちゃんも豪快に滑る。ただ、やはりこちらも雪が少ないのか、2560mでぷっつりとおしまいになる。滑降時間は10分に満たない。準備をして今度はシールでハイクアップする。所要50分くらい? 気持ちがいいので、ついつい休憩が長くってしまう。

 バタちゃんの核心である極楽平の斜面は、ラッキーなことに雪の状態がよい。どこから滑ろうか迷うが、結局真ん中あたりから、トラバース気味に滑り始める。昨年はあんなにビビった斜面なのに、今年はなんとも思わない。少しは技術が上達したのか、雪がいいからか・・・? バタちゃんも斜滑降では、うだうだしていたが、いざターンを始めると、ザ・ヤマスキーで危なげなく滑り下りる。充実感もあったようで、行って良かった。